聞けば驚愕。そのくらい昔、
ラジオの深夜番組でアシスタントをしていたことがある。
アメリカではThanksgivingの日の午後から
テレビやラジオステーションが一斉にホリデイソング特集へとシフトするが
私が担当していた番組でも、クリスマスの深夜まで絶え間なくホリデイソングを流した。
それがやがて私の中でも毎年12月の習慣となって
旭川で暮らす今も変わらず原稿を書きながら一日中聴いている。
夫も私も故郷を離れて生きる人生を選んだが
毎年Chris Rea のDriving Home for Christmas がラジオから流れるたびに
心だけは遠くに暮らす家族のもとへ帰っていく。
ホリデイソングにもさまざまな形があって
さまざまな形の人生に寄り添ってくれるものだと、この歌を聴きながら毎年思う。
以前「almost home~北海道が故郷になっていく日々」というエッセイを書いたが
運命に手を引かれて辿り着いた旭川で7年。
いつか「ここが私のふるさとだもの」と
Chris Rea を聴かなくなる日が訪れるのだろうか。
蒼白く輝く通りの雪を眺めながら、そんなことを考えている。
以前「almost home~北海道が故郷になっていく日々」というエッセイを書いたが
運命に手を引かれて辿り着いた旭川で7年。
いつか「ここが私のふるさとだもの」と
Chris Rea を聴かなくなる日が訪れるのだろうか。
蒼白く輝く通りの雪を眺めながら、そんなことを考えている。
クリスマスまで2週間。
聴きませんか、ホリデイソング。
これでもかというほど。